- いろんな色を組み合わせて作りたかったモチーフ繋ぎ
- モチーフ繋ぎの配置決定までの経過
- モチーフの糸の色と配置を決めたポイント
- 同系色を合わせないとは?
- モチーフのイメージが近いものとは?
- さらにもう一つモチーフ繋ぎ全体に統一感を出すには
- 冒頭の資料は1年頑張った色の勉強をした証
こんにちは。
冒頭に何の写真?という感じですね。
これは、(たぶん)8年くらい前に勉強したイメージカラーレッスンの資料なんです。
先日(もうだいぶ前になりましたけど)、カラフルなモチーフ繋ぎの編み図のページを加筆修正していたときに、なんとなく…昔、色のこと勉強したな〜なんて思い出していたんですよー。
懐かしいなー。
いろんな色を組み合わせて作りたかったモチーフ繋ぎ
資料のこと掘り下げる前に、追記したモチーフ繋ぎこと書きますね。
いろんな色を組み合わせて作ろうと思ったこのモチーフは、もともと“ポップで可愛らしいイメージ”で完成させたくて作ったものなんです。
そのために色の組み合わせを結構いろいろと考えて編んだんですよ。
当時、編み図を紹介した時は、完成したモチーフの”使った糸の色”と”配置”だけを紹介したのですが、その配置に決定するまでは、なんども組み合わせを考えました。
モチーフを増やしていくうちに、配置を忘れないように、また、足りない色がないか客観的に確認するために写真を撮っていたので紹介しますね。
モチーフ繋ぎの配置決定までの経過
モチーフがある程度出来て1回目の配置
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2回目のモチーフの配置
↓↓↓
3回目のモチーフの配置…赤を足したいな…
↓↓↓
4回目のモチーフの配置…青もいるかも…
↓↓↓
5回目のモチーフの配置…だいぶ固まってきた!
変わってないようで、ちょっとずつ調整していますよ。
まあ、こんな感じでモチーフが増えるごとに配置を変えて…
ちょっとずつ思ってるイメージに合うように色と配置を調整しました。
モチーフの糸の色と配置を決めたポイント
このモチーフの糸の色と配置を決めるためのポイントは、「カラフルなモチーフ繋ぎの編み図」のページにも書いたのですが、
- なるべくモチーフ1個の糸の色は同系色だけで合わせない
- モチーフのイメージが近いものは隣同士にしない
という2点です。
同系色を合わせないとは?
1.の糸の同系色を合わせないとは、色のイメージである暖色系・寒色系・中間色をバラつかせるというのがいいのかな?
3色を赤・オレンジ・黄色とかで合わせない…みたいな感じです。
使う糸の色に限りがあるので、”なるべくそうする”という感じですけどね。
私が考える糸の色の暖色系・寒色系・中間色は…
- 暖色系…赤・オレンジ・黄色
- 寒色系…青
- 中間色…緑・ピンク・紫・茶
です。
これは、たぶん、他の人と違うと思います。
たぶん、緑と紫は寒色系、ピンクと茶は暖色系に振り分けられると思うんですけど、私は違います。
糸の色って、素材の影響もあるし、糸によって発色が違うし、イメージとしてこの4色は中間って思ってもいいかなと思うんですよね。
もちろん、青に近い緑の糸なら寒色系でもいいですけど、その時々で変わる色なので、中間色にしました。
モチーフのイメージが近いものとは?
こんな2つのモチーフを隣り合わせにしないことです。
糸の色が限られるので、同じようなモチーフが出来てしまうのですが、なるべく隣にならないように配置しています。
特に、3段目で使った色がモチーフの配置で隣同士にならないようにしているんです。
斜めとかはありますけど…。
さらにもう一つモチーフ繋ぎ全体に統一感を出すには
ここまで色が増えてしまうと、ヘタすればまとまりのない作品に仕上がってしまう危険性もあります…。
そんな時は、1色だけ同じ部分で使ってあげる色を決めると、まとまりが出てきますよ。
私のモチーフで言えば、2段目に使った茶色です。
モチーフの配置をする時、1個飛ばしで配置し、斜めで繋がっているように配置しています。
この写真の赤い○のモチーフです。
この茶色が、均等に配置されていることで、モチーフ繋ぎ全体のまとまり感を出しています。
私は、モチーフが増えるごとに糸の色も追加していくような編み方をしたので、何度も配置替えをして悩みました…。
そうやって、どんどん糸の色を増やしていくと、モチーフ同士の配置も合わせにくくなってくるようにも思ったので、最初にある程度使う色を決めておく方がいいかもしれません。
冒頭の資料は1年頑張った色の勉強をした証
長い長い前振りになってしまいましたが、やっと冒頭の資料のこと書きます…。
実は、ずいぶん前ですけど、1年間みっちり、パーソナルカラーやカラーセラピーやこのイメージカラーのことをしっかり学んだことがあったんです。
最初に紹介した色相環と色のイメージの資料の写真はその時のです。
モチーフ繋ぎの追記していて、色の勉強したこと思い出したんですよね。
「この同じ色同士が隣合わないの配置の仕方は、子どもっぽいイメージだったな…」とか、「中間色で悩んだな〜」とかね。
本当に懐かしい・・・
暖色系・寒色系・中間色を分けた資料
こうやって勉強したので、上で私が分けた暖色系・寒色系・中間色は結講、真面目に書いてますよ。
この資料は糸の色を分けるときにすごい使えそう…
8年間本棚に眠ってたけど。
今回のモチーフ繋ぎの配色は、いつものドイリーの配色とはちょっと違った糸の色の使い方をしているので、また、ドイリーを編む時に選ぶ色なども紹介していきますね。
※トーン別の色相環表は、こちらのサイトからお借りしています。